新作での思いやテクニックなど

新作を久々に上げました。

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魔汁Pのアイマス2発売前CM祭りに呼応して作った形です。
いいきっかけをありがとうございます!
もうすぐ2発売。ゲーム内容とともに、S4Uでさらなるシーンの盛り上がりを期待しちゃいますね。
BBはあるのだろうか?カメラはどの程度操作できるのかetc,etc...。
楽しみです!
そしてもうすぐ動画を作り始めて一年。出来る事の幅も広がりました。
一分チョイの短い動画ですが、かなーり細かいネタやテクニックを詰め込みました。

全体の構成について

本当はCMとして出したかったのですが、尺がCMサイズにならなかったため、
PVと言う事でタイトルには記述しました。
全体の構成は、曲に合わせて前半と後半に分けて作っています。

前半の構成

一応CMという体裁でなので、
テレビCMっぽく内容紹介が淡々と流れます。なので、殆どノーマルPVをそのまま切り貼りしただけです。
しかし1カ所違う場所が!そう、色調補正の所です。
これはLOOKSの設定画面なんですよねー。LOOKSは甘えと皮肉られる名プラグインです。
チュートリアルサイトの動画を拝借しました。
決して安いプラグインでは無いのですが、存分に投入されてまたMADが作られるんだろうなぁと思うと、
ニコマスって凄いシーンだなと思います。
そしてもう1カ所、この豊富な色調補正と書かれているテロップですが、
当然嘘なので、ピンク色の部分含めて自作しました。フォントが違うのが心残り
ですが、まぁまぁうまく複製できたと思います。

後半の構成

逆再生以降の後半は一年間で得た技術+機材を惜しみなく投入しました。
S4UでPVを自由に作成可能!との触れ込みがあるので、これぐらいできたら凄いな−。という気持ちがこもってます。
軽く触れておくと
・S4Uロゴのとこ→Twitch+Particular ブワッと吹き出してふわっとさせる動きにさせるのが大変でした。
・律子のところ→タイムリマップで動きをコントロール
・ウサギダンス→公式PVと違い曲に合わせて激しいカメラの動きをしています。これはモーショントラックを使ってスタビライズし、
伊織の顔を中心にカメラが動くようにしています。
・やよいのウインク→公式では両目まばたきなのですが、片目だけ開いた状態の画像を用意し、マスクを使ってウインクしているように見せています。
・真ダンス→速度変更のみ
・千早春香美希ダンス→これは公式では全員ピンクの衣装なのですが、それぞれをマスク&色調補正を使って、個人のカラーに変更しています。
そしてさらに上からLOOKSで色調補正をかけています。
・文字のタイポ→ここで、リピートされている歌詞が表示されます。僕は正直これから発売されるアイマス2を気に入るのだろうか?と気持ちで、
アイドルから歌詞のような言葉を言われてる気がしていました。背景はParticular+LOOKS。
そして、hibikiさんがarial(フォント)使いは薬中と仰っていたのを聞いて、ネタであえてarial使いましたw
・画面ノイズ→上記の気持ちが色々と混ざってごっちゃになってるのを表現しています。ノイズの作成はData Glitch。
逆再生と思われている方もいらっしゃるようですが、シーンをランダムで選んでいます。
場面の切替はタイムリマップにエクスプレッションのRandomを設定して、曲とテンポが合うように
ポスタリゼーションタイムで画面の切り替わりタイミングをコントロールしています。
ちなみにタイムリマップにエクスプレッションから1を返すと、1フレームではなく、1秒になりました。
・タイトル→そして最後にタイトル表示。一応CMという体裁なので、スタンダードに。
ノイズ部分はグレイン追加で、歪みはCC BenderのAmountにエクスプレッションのRandomを適用しています。

まとめ

とまぁ、こんな感じで、色々詰め込みました。尺的には圧倒的に前半が多いですが、
制作時間的には後半が圧倒的に多かったな。
作り出すと意外と早かったです。今後もちょくちょく作っていけたら良いな。
それと、今回からP名を変更します。アイマス2と同じでネクストステージです。
デビューした名前と変わっちゃうのはちょっと寂しいけど、ダブルネームだとややこしいしね。
そんなこんなですが、今後ともよろしくお願いします。

VRFを見終えて

VRF全日程見届けました。
3日目だけタイムシフトだったので、エコノミーPのボーナス動画は見られなかったけどね。
と言うわけで、感想などを僭越ながら書かせていただこうかと。


全体を通してフェスというのを全面に出されていたとおり、その臨場感が凄く出ていて楽しいお祭りでした。
個々のPの活躍は当然として、運営の方のまとめる手腕も凄かったと思います。
全てを書ききる文才はないので、その中でも特に気になった方(というかこりゃ個人的なファンの方だな)をピックアップさせていただきます。


まずは一番凄い枠だったで賞:2960P枠
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オープニングの静かなメッセージが続く様、そしてそれをそのまま汲むように続くメッセージ性の強い曲。
圧巻でした。また、削除される危険性の高い曲で固めて来ていることが、なおさらこの日のために燃える動画であるという意気込みを感じさせます。
枠を通して素晴らしかったです。


続いて一番凄かったで賞:しちやんP 【アイドルマスター ANSWER】
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元々ファンであるのもあったのですが、期待以上のものが来ました。
相変わらずの色使いも凄いですが、いつもよりシンボリックなオブジェクト(目だろうか)
が多数飛び交い、ビビッドだったのは色だけでなく、形もそうだったと感じました。
映像としてviemoに載せて遜色ないレベルだと思いました。


最後に個人的に一番感動したで賞:しょじょんP 【The Most Serene Republic×アイドルマスター Present of Future End】
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圧倒的な「静」のパワーを感じる動画でした。
後で見返していたのですが、ブラックスクリーンが凄く多いんです。
けどフシギとその存在を感じさせない絶妙な間。
そして(ご本人か確証がありませんが、)手持ちの実写撮影。
あたかも千早がその瞳に映しているかのような日常風景、空気。
それらが絶妙なディストーションでミックスされて、空想と現実が混ざった果ての一番最後のシーン、空。
カメラを構えた人は何を思ったのか。ニコマスという2次元の作品のためにカメラを回す人が居る。
そう思うだけで謎の感動で涙が出そうになりました。
僕が昔関わってたショートムービーも基本的に実写で、オープニングも色々趣向を凝らしてロケをしたりしました。
当時の事を思い出すんですかね。




全体を通してみると、お祭りムード満載で凄く楽しかったです。
ただ、もう少しMCが入っても良かったのでは無いかなぁと思いました。
めいろっくPぐらいの視聴者とのやりとり・出来たら生放送でのトークがあれば・・・!!
と思ったのですが、まぁ色々と難しいんでしょうね。


ほんとはゆきろんPやゆーかP始め出演P皆さん全ての作品の感想を書きたかったところですが、力及ばず一部だけでごめんなさい。
あと、こんな好き勝手書いて怒られないかガクブルでございます。


明るいニュースの少なかったニコマス界隈ですが、久々に楽しいお祭りだったのではないでしょうか。
僕も凄く大興奮しましたし、創作意欲が刺激されました。
やっぱりニコマスは良いですねぇ。
VRFに関わった全ての皆様、お疲れさまでした。
そして楽しい時間をありがとうございました。

ParticularのPhysics>AirでObscuration Layerを3つ使う方法

パーティクルを見えなくするついたてのような役割をするObscuration Layerですが、
通常ですとVisiblity>Obscuration Layerで指定したレイヤーの1枚しか設定できず、複数指定はできません。
それを3枚まで使える方法をご紹介します。


まずはPhysics>Physics modelをbounceに設定します。
その次に、Physics>Bounce>Floor LayerとWall Layerを指定します。
そしてVisiblity>Also Obscure withにてALLかFloor Wallを選択します。
最後にPhysics>Physics modelをAirに戻します。


するとBounceの設定項目は選択不可に戻るものの、Floor LayerとWall Layerの設定が残り、
Physics modelがAirの状態でObscuration Layerを3枚使えます!

AfterEffects(CS4) EffectList

AfterEffectsCS4のエフェクト一覧です。
細々と充実させていこうと思います。ご要望などありましたらコメントへどうぞ。

If you have any question, request etc... please leave a comment.

Blur & Sharpen


CC Radial Blur


CC Radial Fast Blur


CC Vector Blur

Color Correction


CC Color Offset


CC Toner

Distort


CC Bend It


CC Bender


CC Blobbylize


CC Flo Motion


CC Gridder


CC Lens


CC Page Turn


CC Power Pin


CC Ripple Pulse


CC Slant


CC Smear


CC Split


CC Split 2


CC Tiler


Generate








Template

ParticularのSpriteとTextured Polygonの違い

おい!そんなの分かってるよ!と叩かれそうですが、メモ代わりに。
英語のマニュアルを読んでも、語学力が貧相でちんちくりんな僕は気付かなかったのと、
ググっても意外と日本語のドキュメントが無かったので作りました。。

ParticularのParticuleの設定項目の中に、SpriteとTextured Polygonというのがあります。
どちらも指定したレイヤーの画像をパーティクルにして飛ばすという機能なのですが、
設定を変えても一見違いが分かりませんでした。


と言うわけで、説明用動画を作ってみました。
動画では、50x50pixelの平面を読み込ませて飛ばしています。
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ご覧いただければすぐ分かりますね。
Textured Polygonは名の通りポリゴン状に3D空間にばらまかれて、側面・背面とカメラが移動すると、
ポリゴンの側面・裏側と、見た目が変わります。
しかし、Spriteは2D的に配置されたかのように、距離によって大きさなどは変わりますが、常にこちらを向いています。
Textured Polygonなら、紙吹雪のようにペラペラと舞う表現ができますが、Spriteだと、平面的にクルクル回る動きしかさせられません。


何かの足しになれば幸いです。

第三次ウソm@sに参加しました

第三次ウソm@sというイベントに参加しました。
なんでもいいからウソの企画・ストーリーをみんなで作ろう!という企画です。
詳細はこちら
http://usomas2.exblog.jp/


出来た作品がこちら
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参加するきっかけは、はしPがふと呟いた、ロゴ誰か作ってくんねーかなーという一言。
それに反応して、ロゴを作る事に。


一つ目のデザインがこちら

けど、作ってみたものの、制作中のオープニングと合わなくて没に。
没ってつらいな、サム。


で、今使われてるものを作成しました。
コンセプトは思い出から連想される箱を使ったイメージで、インパクトのあるもの。
勢いのあるイメージにするために、文字がだんだん大きくなるようなパースになるようにカメラをセッティングし、
目立つようにコントラストを高くしました。今思うと、床に反射させたりして、もう少しオシャレにすれば良かったかな?
と思ったけど、ビビッドな配色にしたお陰か、サムネ見に来たと言ってくれた人が居て安心しました。
けど、やっぱ時間的に厳しかったから、もう少し良くできただろうなと思うところが沢山・・・。


で、しこしこと作ってるうちにPV組も出来上がったものをどんどん晒してきます。
割と気楽な企画なので、みんな凄いペースで上げてきます。
みんながホイホイと楽しそうに制作する姿を見てるうちに僕も作りたくなってきて・・・。
一本作っちゃいました。


やるとしたら、FLCLlainガサラキなどもやりたいなーと思っていたのですが、
みんなが上げる動画を見ていると、ふとあるものが足りない事に気付いたのです。


昭和成分が足りない!


昭和m@sterに代表されるように、ニコマスには多種多様な年代の方が居ます。
当然僕より年上の方もいらっしゃるわけで、そういう方が、
「懐かしって言っても最近の奴ばっかりだろ?」と思って見に来たとき迎撃できる選曲をしました。
使った曲はあんみつ姫恋はくえすちょん
恐らく記憶に残ってる最古のアニソンです。姉ちゃんと見てたと思います。


出来としては結構良かった。尺の都合で3分の1ぐらいにカットされてますが、楽しく作れました。
コメントで「ふるすぎるw」と付けていただいてて、知ってる人が一人でも居たんだなぁと思うと、
作った甲斐があったってもんです。


最後に、参加者の皆様お疲れさまでしたー!&お疲れさまでしたー。
凄く楽しかったです!
この調子で制作中のもどんどん進めたいな。


12/7 追記
他に参加されたP達の感想も合わせてどうぞ。
ぐりもP → http://d.hatena.ne.jp/omegu0111/20101206/1291595983
CAMELP → http://blog.livedoor.jp/camel0113/archives/3816127.html
ふらいんP → http://d.hatena.ne.jp/sweetpichon/20101206/1291634139
CAMELPが、他パートのお話も書いてくれています。
http://blog.livedoor.jp/camel0113/archives/3820587.html

FCEでのアルファ付き書き出しについて

ぐりもPがFCE(Final Cut Express)でのアルファチャンネル付き動画の書き出しについて調べていたので、ついでに調べてみた。
曲がりなりにも動画編集ソフトウェアのスタンダードの1つであり、そんなのすぐに出来ると思っていたら、意外と情報が少なかったのでメモを残します。

ぐりもPのtweetを引用。
>あと、書き出せなかった直接の原因じゃないけど、レンダリングすると背景黒ベタがついちゃう。
>これは仕様なのかな…?
>なので、アルファが適用された状態で
>→レンダリングをせず
>→PNGなどの適当なコーデックで+約1670万色以上を選択
>→書き出し  これでFA!!!

alpha channel out of Final Cut Express
にあるのだけど、アルファの設定をストレートにするのが見落としやすいのかな。

レンダリングの辺りはよく分からないけど、もし困っている方が居たらチェックしてみて下さい。
ちなみにQTの話だと思いますが、PNGの他にアニメーションでも書き出せるそうです。